辞めると決めたとき

うつ病

うつ病を発病してから色々言われながらも必死にしがみついていたのは正直お金です。
生活ができなくなる…との思いからでした。

年齢的に転職は厳しいとなると自分を犠牲にしてでも働かないといけない。
多少のパワハラ発言も流せるようにして、その後は気にしないふりをして自分を演じていればいい、そういう思いがとても強かったです。

実際社内にいるときの私はとてもじゃないですけど、うつ病には見えなかったでしょう。
薬が効いているのもあるとは思いますが、朝動けないときは仕方ないので遅刻で見られていない。
仕事中にめまいなど出てきたら、別室に避難していてこれも見られていない。

病気である自分を決して見られないようにしていました。
ただやはりどうしても無理な時は休んだりしていて、コロナが全世界に蔓延してからは会社的に特別休暇として出勤調整が入ったこともあり少し楽でした。
事務室に私一人だとやはり気持ち的に余裕が出ていたのです。

それが今年にはいり目に見えて自分でおかしいと思うようになり最後は退職を決意したのはある本を読んでからでした。


井上智介先生著のこの会社ムリと思いながら辞められないあなたへ」

まさに私のことのようでした。
もともとTwitterではフォローさせていただいていて、ツイートを良く拝見していたのですがこのタイトルで読んでみようと思い読んでみて「確かに会社は私を助けてはくれない」と思ったのです。

どんなに自分が会社に尽くしていようが会社は私を助けてくれるどころか病気悪化の一因を作るだけ。代表には何度か相談しても逆にこちらが責められるだけ。

心身壊してまで会社にしがみつかなくてもいいのでは?と思いました。

最後の背中を押してくれた本です。
私がいなくても代わりはいますが、私自身の代わりはいません。

正直しっかりとはまだ読めていませんが、自分に必要だと思うところだけ読んでもいいと思います。
色々な制度についても記載があります。

辞めることに対しての不安はまだあります。
ですが、自分自身を大切にできるのも自分。

この本は産業医がいない会社であろうとも私のようにそっと背中を押してくれるように感じる一冊だと思います。

今困っている人、悩んでいる人は読んでみてはいかがでしょうか。

私のように一歩進めるかもしれません。

読んでいただきありがとうございました。
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